東部市場前

過去から来た猿

モバマス近況。

神が与えたもうたプラチナガチャチケの奇跡=SRいおりんを処分した元手で2枚目のSR楓さんを入手しました。まあそこに至るまでは紆余曲折もあったのですがめんどいので省略。協力いただいたプロダクション社長には感謝。目下育成中であります。
同時期のフェスでは自分基準としては結構気合入れてエナドリをキメ、おもに社長の奮闘もあってグループ内4位入賞を果たしました。[サイバーグラス]荒木比奈ちゃんを手に入れました。生きててよかった。

システムの話。フリートレード制の導入以降、スタ=エナ変換が困難になり無課金勢としては苦心させられる日々を過ごしております。投機がしづらくなったのはしゃあないとして、相場が10程度のちょっとしたRを買おうとしても大抵スタドリで募集がかかっているのでエナドリがいくらあってもどうしようもないとゆー。というか、上で「めんどいので省略」した経緯とはだいたいこんな感じです。
廃課金のみなさんはSRきらりなんかを基軸に両替しているようですが、とても真似できませんし。

ところで[メイドコレクション]クラリスが面白い。
コンセプトとしては神に仕えるシスターを御主人様に仕えるメイドに読み替えたとゆー、ただそれだけの期間限定ガチャRなのだけど*1、「ファンの方は家族も同然ですわ」というセリフがあって、ここで(ファン=信徒)(信徒=神の家族)からこの女はファンとの関係において自らを神になぞらえているといえる。悪魔の手先である。
まあそういうわけで、本来敬虔なはずのクラリスさんがなんか神とか教会に糾弾される感じのSSをお願いします(おわり)


追記。
そういえばのっけから「神」とか書いてるわけで、ここで(神=ゲームシステム)、よってRクラリスが崇拝しているのはゲームシステムである。教会とはサーバーの謂であり、彼女のアイドル活動はそのまま募金である。ちひろの手先!

*1:そもそも当初ののRクラリスが上述の関係をファンに仕えるアイドルに読み替えたそれであってもおかしくないのだけど、セリフをみるかぎりではそういった色彩は薄い。敬虔であるということ。

WA2、冬っぽさはあんまり無い。宿命的なモチーフとしての季節・冬とか、降り積もり全てを覆い隠す雪のモチーフとか*1、寒くて互いを暖めあう、みたいなシチュはあるにもかかわらず。
降雪地帯の住人から見たら東京の冬なんてなまぬるいわ、とかゆーポジショントークがしたいわけではなくて、たとえば猫撫ディストーションなんかはかなり冬感があったわけです。冬のぴんと張り詰めた清冽な空気。あの肺から意識が鮮明にさせられる感覚ですよ。あるいは晴れた日の居間の窓ガラス越しの日光のあたたかさ。
BGM、といえばBGMのせいなのかもしれない。丸戸史明with企画屋物件の冬ゲーとしてはパルフェのRe-orderがあって、あれは冬の寒さと温かさが十全に表現されていたような。
↑それってただの生楽器(たぶん打ち込みだけど)信仰では。

夏ゲーは夏にやると地形効果(地形じゃねーだろ)があわさり最強に見えるし冬にやっても落差が生み出す恋しさで最強になるけど冬ゲーはリアル冬でなきゃ最大限楽しめない、とは繰り返し述べてきたわけですが、しかるにWA2が意外となんでもないのは実はあんまり冬ゲーではないから、という傍証にもなる。最強に強まったただの電子ドラッグ、みたいな。
はつゆきさくらに手を付ける前にナツユメナギサを経過すべきだろう、という考えで先に崩してたら冬が終わってしまった人間がこちらになります。

*1:いつの葉鍵ゲーだよファイブかよ、とか思ったりもする

われわれはDeNA社に「フェス結果集計中です!」というキャプションとともに高音で唸りを上げるサーバー群の映像のリアルタイム放映を求めないくらいの節度をすでに身につけてしまってはいるが、それを賢しさとみるのは実に思い違いだろう。

(前略)
以上を要約すると、「たたでさえ人間は叩かれたくないうえにインターネットはモヒカンでヒャッハーなので、多くの新奇な主張ははじめネタの体裁をとって主張される」「従来言われているように住人の入れ替わりによりネタがマジに誤読されることもあるんだろうけどそれって実証しようがないよね、まあライフヒストリーの証言としてはいいんじゃない?」「ネタでも百万遍唱えてりゃそのうち本気になっちまうし、ネタのままに留めておきたい向きと真顔になりたい向きの綱引きも日々あちこちでひそやかに執り行われる、そのようなダイナミズムや闘争としての言語」の3本ですぅ

緊張緩和スタイルとしての淫夢語、なんJ語、みたいな。テンプレフレーズの採用と括弧書きの添付によるロスの低減、洗練された形式の共有による一体感の実現とつねにそこから逸脱しようとする運動の同居。
まあ実際こうした言語が交わされる場を目にするとキーボードでぶん殴りたくなるんですけど。

WA2、麻里さんエンド(さん付けせざるを得ない)。
一般的な話題として、終盤のクライマックスにおいて主人公に予想外の行動を取らせることは、それ自体の意外性によって作劇を盛り上げるだけにとどまらず、プレイヤーとの分離を促すのかな、とか。

しかし、まあ小春・千晶・麻里さんがそれぞれ春希・雪菜・かずさに似せたものとして置かれているというのは言うまでもなく、というか作品の側でも隠す気も全くないわけですが、三者にあって唯一千晶だけは当初から自然に雪菜に似ているわけではなく、しかも意図的な再現にも失敗する、というのは面白いところですね。