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東部市場前

過去から来た猿

『戦国コレクション』#1.
きょう#2.を観たのに#1.について書きます。理由は訊くな。
いや別に#2.がダメだったとか言うわけではなく大変よかったのだが、アイドルについて語ることばを俺はあんまり持たないし、同一シリーズにおいて#2.の放映時に#1.と比較してしまうという自然な思考の流れにおいて自分のツボを突きまくった#1.の価値を再発見したからですね。
#2.もいいんですよ#2.も。Aパート冒頭、都会のビルの陰影に立ち上がる家康ちゃんとか。#1.の冒頭で太田生一を巻き込んでド派手に落ちてくる信長と好対照を成していて←結局比較している

で、#1.の何がよかったかって、さえないバイト店員太田(断っておけば俺はコンビニバイトの職を貶しているわけではない、「さえない」は社会通念上「コンビニバイト」を修飾しがちだし本篇中でもそのような記号として機能しているが仮にコンビニバイトをしていなかったとしても太田はやっぱりさえないだろうしだからここでは「さえない」は「太田」にかかっていると取るべきであって、つーかそもそも公式サイトからしてそう書いてあるのでぼくはわるくないですはい)のもとに王道的に降ってくる女の子織田信長とのごっこ遊びめいたデートのように見えるけどそうではない何かリスペクト・フォー・『ローマの休日』、太田牛一生一の方は元カノ(いたのか!どう見ても童貞だろおまえ!っていや肉体関係はなかった可能性も否定はできない)に重ねあわせちゃったりもするけれどまあ信長の方は一貫して家来としてしか見てくれなくて、まあエロゲーなら積み重ねる日々のなかであるいは違った関係へと遷移していく可能性もあったのかもだけどこれエロゲーじゃないし、1話ごとのキャラクターエピソードだし、なわけで朝起きてみると寝床は空っぽでした。
なんだけども、砂浜に流れ着いていたコーラの空き瓶をおきみやげに下賜されるところなんかはまあエロゲーでしたね。本人の世界観にもとづいて安っぽいガラクタに価値を見出したヒロインからの贈り物は、まあ太田の属する社会の価値観的にはやっぱりそれガラクタなんだけども胸を打つわけで。「それ飼い猫が狩ったネズミの死体持ってきてくれたってのと本質的には同じハナシじゃね?」「いやだからエロゲーなんですよ。あと本質とか存在しない」
ところでどうでもいいがベタに落ち物のエロゲーってはにはにくらいしか知らん。
まあエロゲーじゃないとかエロゲーとか散々書いたがそんなことはわりとどうでもよくて、価値観を共有しないヒロインとの劇的な出会いから始まる数日間の何気ない交流っていうか振り回されと別れ、総体としてのイイハナシ感にですね、希望めいた何かをですね。見るんですね。
空から降ってきた女の子と幸せな一生を、とかボンクラにも程があるので、せめて数日間の交流を、くらいは信じたい、みたいなやっぱりボンクラな。税金とか年金とか考えなくていいし以下略。
もっと信じていきたいですねえ。