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東部市場前

過去から来た猿

一般論。
思春期特有の異能を用いて「守る」ために闘う青少年に対して大人の側が倫理観を発揮するのは時にむしろ傲慢ではあるでしょう。彼らの方が「強い」のだから。
実のところ、子供に対する大人の責務、というのは胡散臭いと思っていて、これはそもそも子供という枠組み自体がフィクションだという話を持ち出すまでもなく、現代社会における大人の責務とは大方「男の矜持」に起源を持つのだから青少年の方が強いとされる状況で尊重する価値を特段見出せない。畢竟、犬にでも食わせておけばいい類のものではあって、言ってしまえばキャラクタを用いた読み手へのエクスキューズに過ぎない。
(青少年・子供は「女」に読み替えてもよくて、そうするとストライクウィッチーズにおける軍艦乗りさんや上層部のみなさん=オッサン集団が忸怩たる思いを空転させる落ち着かなさを適切に切り取ることができる。)

とはいえ経験に裏打ちされた老獪な対応や組織の運営なんかは大人の方がよっぽど長けているのだから、両者が互いに互いの領分を尊重しあって状況に立ち向かうフィクションこそあらまほしけれーという寝言。