東部市場前

過去から来た猿

  • ちょっとここのところ色々やっていたので備忘。
  • D.C.S.S.を最終話まで。侏儒の類としてのアイシアが人間になる話だった。途中ヨレ気味だった気もするけど最後はしっかり大団円に収めてくれて満足。
  • WHITE ALBUM(アニメ版)を最終話まで。傑作と言っていいのだけど、当方の語彙ではこの手のアニメを適正に語ることが困難なのでここでは観たことだけ記録しておく。
    • ログは辺を漁れば出てくるはず。
  • AB!を最終話まで。多分3周目。メモはガンガン取りまくったんだけど放映から2年半以上が経とうとしている今に書いてもしょうがないようにも思えて、まとめる気になれない。現時点での自分としての答えは出せたのでいいかなって感じ。瑕疵も把握できて、その上で当方はこれを好むと。
    • やっぱり6話が最高だよねエヴァに影響受けた作品スキー(まあエヴァ自体も好きだけど)としては、とか存外画面の力や声優の語りの力で泣かせに来る作品だったんだな、アニメだから当たり前なんだけど、とか(物理的に)巻き上げた食券が舞い散るのはエロゲーにおける雪/桜吹雪相当ですね、とかOPの自室でピアノ演奏っぽいモーションをとる天使ちゃんのカットはPCのキーボード打鍵を重ね合わされていたんですね、とかそれくらいは書いておくか。
  • アニメとか3回くらい観ないと何が起きてるのか把握できない。
  • ピリオドSDをコンプリート。ファンディスク特有の快楽は確かにあった。本篇から期間を置いてのプレイングによってあたかも記憶喪失が回復していくかのごとき感覚、1シナリオあたりせいぜい1,2時間程度で起承転結が遂行されるムダのない加速度と達成感、女の子のかわいさとえろさ。ああ終わってしまった、終わってしまった……!(さびしさ)
  • リトルバスターズ。次回からクドリャフカ篇のようですね。テヴア暴動をどう「映す」のかな、というのが気にはなっていて、というのは原作では「食堂のテレビのテロップやラジオ放送(後者は無かったかも)から伝えられる遠くの国の短いニュース」を「ヴィジュアル抜きのテキストウインドウのみ」で断片的に提示し情報量を制限することで、プレイヤーの不安感、じりじりと炙られる感覚を理樹くんのそれに寄り添わせる巧妙な演出が(まあフォーマットの制約を逆手にも取るかたちで)実装されていた記憶があるので。

  • ひまわりちゃんのおっぱい、とつぶやく日々。ひまわりちゃんのおっぱい。
  • !! #10. さわちゃんにとってのデスデビルって一側面、中二病の問題圏めいてはあったのか、と。本人がパブリックイメージを気にするあまりひた隠しにするけどいざバレてみると何ともない、どころかむしろいっそう尊敬されてしまう点まで含めて。
    • 中二病は過ぎ去ったけどまだ学園生活やらんといかんのよね」ってのが高二病問題としてあって、穿り返された過去の行状を羞じ、悶えるキャラクターを眺めて僕らはへらへらと締まらない笑みを浮かべることができる、らしい。気持ち悪いよね。ところでさわちゃんにとってのデスデビルとはそうではなくて、本人が惧れるのはあくまで「自身のツッパってた過去が生徒のツッパリのエクスキューズとして提議される」こと、まあもうちょっと一般化すると自分のオトナなイメージが崩れることであって(だったどう見てもあの学校に不良とかおらんでしょ、そうしてギャグに昇華しつつひそかに指し示すこのアニメの手筈のよさ、抑制の利いたありようには舌を巻く)、デスデビルのボーカル・キャサリンとしての過去それ自体を羞じてはおらんのですよね。だからさわちゃん、デスデビルはそんなんじゃねーってブチキレてステージ上がっちゃうし、(あとこれ俺がメタルにとんと疎いからかもわからんけど)それ自体普通にかっこいい。
    • 中二病の問題圏、と書いたけどより巨視的にはそうでもなくて、さわちゃんの教師としての義務感にナルシシズム入り混じったふるまいとか唯の「わたしも、大人になったら大人になるのかなあ……」って名言とかうさぎと亀のモチーフとかが寄り集まり全体として浮かび上がらせる放課後ティータイムのゆっくりとした歩み、のさなかにデスデビルと放課後ティータイム、とか大人=先生=さわちゃんと子供(大人未満)=生徒=あの5人、という対置の機序がみとめられるわけですよ。何か部分的に間違ってる気がする。

そうそうドッキングが駆け足ではあるんですよね。
と感じられるのはまあ、最初にヤッた(いけない)のがあおいちゃんだったので、いかにも深い付き合いだったり実はトマト嫌いなのを隠していてはいけなかったりするように感得されるからでは、ある。わかばちゃんにもひまわりちゃんにも隠し事はないようだからヤって出来ないことはなかろうとは言えるんだけど。

まあそれはそれ、とりあえず措いておくと、あおいちゃんもひまわりちゃんも助けているけどわかばちゃんとは互いに対等である、というのが重要ではないかと思うんですね。どう重要かは知らぬ(終)

ビビッドレッド・オペレーション4話を視聴し幸せになった人間の肖像。

  • 終始フェティシズムと引用への反応でもって視聴しています。
  • 救済。まあ救済とか言ってもスマプリがそうであったように結局は話の盛り上がりのさなかでアニメーションの動きの緩急に劇伴とSEが適切に配置されることによって生まれる気持ちよさ、へのフェティシズムであって、加えてエピソードのモチーフ(後述)が当方の好むところであったために折から弱っていた精神に強く揺さぶりをかけただけ、なんだけど、そのように分析し把握することと心浮き立ち思わず涙ぐむことは普通に両立する。
  • あかねちゃん。ここまで単なる異常性としてスルーしてたけど、空飛ぶバイク的な物体に乗りながら新聞をポストに投げ入れられるくらいには元々動体視力や反射神経のすぐれた娘ではあるのか。であればこそ天元無心流なんたらかんたらのわかばちゃんと伍しうる。
  • あおいちゃん。OPで岸壁をトンッ、トンッと歩くモーションをリアル人体で再現して気持ちの悪いことになったりしました(報告)。やはりアニメーション特有の気持ちよさだと再確認。
  • わかばちゃん可愛い子ずき。それは天元(略)の自分を可愛くないと思っているから、とか5秒で言い立てられるメカニズムで大変邪悪なんだけどまあそんなことはどうでもいいじゃないですか。ひまわりにわざわざ持参した服を着せてもだえてるわかばちゃんと可愛い格好をさせられたひまわりちゃんが見られたんだからいいじゃないですか。
    • あの服は自分で着ようと思って買った(だから胸周りが小さい)けど気後れしてタンスの肥やしと化していた学派とただ可愛い服を眺めて悶えたかった学派、それからモモに着せようとして買った学派の飽くなき抗争がですね。
      • おっと肝心のひまわりちゃんに着せるために買っておいた学派の存在に言及するのを忘れていた。面識が無いわけではないようだし。つまり最近急激に胸が膨らんだor着痩せするタイプ説がですね。
  • ぶつぶつだめー!
    • ひらがなで書くと幼女っぽい。
  • ひまわりちゃんもっとボーっとした娘かとOPの印象だけで思ってたけど結構クールでめんどくさくてささみさんライクである。学校的にどういう扱いになっているのは分からないけど、とりあえず遠隔操作で授業風景を窃視する程度には未練があるという。
  • にしてもこの内田彩は大層よい。服部静夏の尖って清冽な印象しかなかったんだけど、こういうハスキーなのもできるんだ、という。
  • 匿名掲示板をハッキングで顕名化する過去エピソードの妙な生々しさ。
    • 示現エンジンの偉大さを説くくだりからも窺えるように、ひまわりちゃんは人々に恩恵を与えられる存在としての科学技術(まあ両者は本来別物なんだけど現代日本では一緒くたにされていて、このアニメも先行作品からの引用によってその伝統的科学技術観に乗っかっているので)を尊んでいて、だから「技術を持った自分」が困ったクラスメイトを助けようとして裏切られた/人の輪から拒絶されたので「外」=人々のいるところに出なくなる、という論理展開は自然なんだけど、どうしても妙に生々しい。多分当方がインターネットのやりすぎ。
  • (前述)について後述すると、重い人がまっすぐお気楽な人にすくい上げられたり、現実に敗北し続ける人が概念めいた人に輝きを見たりするのに大層胸を打たれるタチで、つまりここではひまわりちゃん-あかねちゃんであるわけです。ところでひまわりちゃんを自分に(引きこもってたり工場好きだったり自分の好きのありようを内心で煮詰めて言語化済みなので他人があっさり好きと言うのが許せなくて相手を牽制してみたり自分の話の通じるとみた相手にはだーっと畳み掛けるように喋ったりまあそういうめんどくさい架空のオタク像に)引き寄せて救済をみることはまあ下品であって許せることではないし、やるなら全キャラ自分に引き寄せろよとかレトリックを掲げてごまかしてもいいのだけど、しかし、よろこばしい。
    • ひまわりちゃんはあかねちゃんに引っ張りあげられた!それでいいじゃないですか!
  • 他。
  • 前回の戦闘をスライドで確認するシーンは「瞬間、心、重ねて」なのかなーって。まさにドッキングじゃないですか。
  • やっぱりクラスメイト全員設定あったんだ。みんなかわいい。
  • 整流(?)プラントが実在のプラントをモデルにしたにしても結構薄汚れた色彩で、示現エンジンのテクノロジーとしての不穏さを思わせたり。
  • ドッキング後の外見はここまでで一番好み。マミさんのスタイルは確かに「大人」ではあったので、そのように指摘するのはある意味で正しい。
  • ED、あかねに背中をあずけるひまわりがよい。よい。
  • 言うまでもないことだけど(そして実際驚異的なんだけど)全シーン女の子が精確にかわいい。下手すると全カットに対して「××してる○○ちゃんかわいい」と言うことができる。コンセプトはそこで、そしてそれは大成功しているのでいいじゃないか、という。
  • 文章化しようとすると間投詞の羅列にしかならないので省いてますが、視聴中は終始口を半開きにして至福の表情を浮かべています。救済、と言うのはあながちレトリックでもない。脳の活動部位がなんちゃら。

ビビッドレッド・オペレーション2話を観て幸せになっている人間の肖像。

  • あおいちゃんのぱんつ!わき!
  • おんなのこがでこちゅー!
  • 期せずして、ストライクウィッチーズ3をやろうとしてるように見えるんですよね。「で、結局ネウロイの正体って何なの?」という疑問への回答。そんでそれは戦略的な身振りなどではなく、「脚本とコンテで、第1話だけで半年以上かか」ったという必死の製作状況から意図しないところで出てきたものなんだろうな、と。たんに持ち札がそれしかなかった、というような。
    • というのは1話で樹に登るあかねを見てまず思ったのだけど。1期1話の宮藤かと。ついでに猫でなく鳥、のモチーフは1期最終話=2期1話。
  • 「無辜の市民の生活を脅かす外敵」として置くことで、二次大戦エース女体化美少女に殺し合いをさせず、かつ政治的正しさを確保するための処理、という作品外の話を脇によけると、「何か人類このままにしとくと大量殺戮しまくるし地球環境破壊しまくるからガイア的には免疫反応出しとくよ」ってノリで地球から生み出されたのがネウロイ、という発想は結構すんなり出てくる(一応書いておくとビビッド発表前から考えついていた)。科学力によって資源を食い潰してガンガン発展しようとする人類とボロボロにされては堪ったものではないのでこれを押し留めようとするガイア、という90年代にそこそこ流行った環境問題のモチーフを具象化したのが示現エンジンとアローンの関係に見える。なにせ前者はちんこだし。
    • 放映前に示現エンジンの設定を初めて知ったとき、反射的に伊吹マヤ二尉の「さすがは科学の街。正に科学万能の時代ですね」というセリフが脳内再生されたわけで、まあそうした視点も欠かせなかろうと。
  • ただそれだけだとつまんないのでもう一捻りしてくれるものと期待してます。
  • で、まあ戦場にあって(戦闘機や軍艦とともにあって)、曲がりなりにも兵器のフォルムであるストライカーユニットを履いていないと結構妙に見える。何か人間が宙に浮かんでるんだが??的な。前提として現代の戦場、なのでプリキュア的に見ることも難しい。華奢なおんなのこがでっかいゴルディオンハンマーを振りかぶるとかその辺り、ちょい昔の深夜アニメの劇中劇、戯画的なパロディとしての魔法少女ネタがしかしredjuiceの人とかのかっこいいデザインでそのまま一本の作品になったのかのような奇妙な感覚ではあって。戦闘じゃなくて退治、だなあ。
    • 余談だけどもストウィチは、芳佳ちゃんが何回かやっていたように、敵に接近して後傾しながら魚の大物を釣るようなポーズで引きつけて射撃する、というのが手に汗握る感じで気持ちよかったですね。命を賭けて闘っている、という感覚がある。全体としてはまあモンハン的な狩りの爽快感、というのは当時誰かが書いていたことの受け売りなんだけど。
  • ここまで世代を経、作品を経てもなお、とりあえず防衛軍が出動したりあおいちゃんあかねちゃんがアローンのことを「怪獣」って呼んだりするくらいにはガイナ由来の特撮のエッセンスが残っていて、けれどもストウィチよりはぐっと魔法少女側に寄せているので足元がぐらつくなあ、とか。
    • 特撮+魔法少女物でヒロインが合体したのでとりあえずミカるんX、と言っておく。
    • 女の人が出てきて転校してもらうわとか言うタイミングで引きが見えたので「つづく」って叫んでしまった。レントンか。
  • トマトは医者いらずと言いますね。
    • 瞬時に連想されるこんにゃく。南の島でヒロインが畑で野菜作り。
  • あっほむらちゃんがまどかみたいな武器で!
  • 他、2話になってぐっと面白くなったなあ、とか何とも言えない寒気がするなあ、とかストウィチよりも3Dの軍艦が心地しょぼくなった気がするよ同じグラフィニカなんだけど、とか。
  • で、1月期の間に何話まで放映してくれるんでしょう。

WA2が終わった(感想としてはただただ爆笑しうんざりした。嫌いになったわけではないがうんざりした)のでWAをはじめました。PS3版。
高校の小論文でもなし、安易な比較論は宜しくないが、WA2はキャラクタを囲い込むように・逃げ場の無いように周到に描き出すため彼らも私も展開に追い込まれ疲労する。WA"2"とはいうもののむしろ『君望』後の作品の感はあって、ひたすらにしつこい。対してWAは細やかに多面的にそっと言及しその先を指し示すのでこちらは適度に想像を巡らせればよい。結果としてキャラクタが立ち上がる。どちらが善いということはなく、ただ各々に手法であるだけで、今の私はWAの慎ましさを好む。
それはそれとして、どいつもこいつも揃ってスノッブ野郎なのでウケる。特に緒方英二なんか、冬弥の衣服のテイラーはどこだとか訊ねてくるくだりは勘違いした才人らしさ全開ではないか。影響されてエントリの文体まで気取ったスノッブじみてきやがる。

モーションポートレート。吐息の白さがよいですね。
だいたい立ち絵が動くというのはそれだけで落ち着かなくて好きではないのだが、理奈ちゃんのそれは例外で、つややかに豊かな髪が決め手であろうか。会話選択時の静止した立ち絵は彫像のように美しく、めったにないことに見蕩れてしまったのだが*1、動いたら動いたでとてもかわいい。おそらく冬弥が話しかける→動く、というスイッチングの関係が肝で、動かない-彫像=偶像=アイドル-美/動いてる-手の届く相手-かわいい、という対立的な系の機序がある。もっともこの仮説で更に動く-アイドルのライブシーン-大して惹かれない、ところのアニメーションムービーを説明できないのだがまあ、それはそれ。
エンディングを見たのだけれど、アイドルである/アイドルでない、という対立項の渦中にあってこそ理奈ちゃんにとっての冬弥はかけがえの無いひととして立ち現れるので、程々のところで復帰させておかないと(「アイドルであった人」にさせてしまうと)冬弥は早晩捨てられてしまうだろうなあ、と。それも「このままズルズル付き合っていたら貴方はダメになってしまう」なんて思いやりでもって。

マナ。子供。戸松。よい。

新鋭アイドル/トップアイドルが平野綾水樹奈々、というキャスティングは今となっては落ち着かない。なんだろう、歯と歯の噛み合わせがあわない感じ。

*1:立ち絵といえば『運命が君の親を選ぶ 君の友人は君が選ぶ』の梨鈴と枢は一部の隙もなく極っている。http://white-soft.jp/products/unmei/character.htm トップの左2人。一見の価値はある。

minoriって腕組み系ラーメン屋なんですねと気がつく夏ペル発売日の朝っぱら。
頭にタオル、上半身は黒Tシャツ、肌も浅黒く筋骨隆々。
出すもの確かに旨いちゃ旨いし余所ではなかなか食えないんだけど、店長の主義主張がどうにも鼻につく。
味わい方まで指図されちゃあ堪ったもんじゃない。
そのくせ雑誌にはニワカを呼び込みたい下心まんまんの日和った記事を出すし。

もう少し書き足す。
ニュアンスの細密化・厳密化というのが多分大方のクリエイターの囚われがちな夢、ではあるのでしょう。妄念と言い換えるとなおよし。
なるたけ俺の意図したとおりに見て聞いて、受け取ってくれ、という見果てぬ夢。オート推奨なんて寝言はそういうところから出てくる。音声については現状の大多数の作品にあってはその機能を十全に果たしているとは言いがたいので大義名分も立つ。
ゲームのインタラクティブ性なる議論の泥濘に片足突っ込む気もさらさら無いのでごく簡単に書くと、押す(こちらから何かする)→変化・反応がある→楽しい、というのが基本線でしょう。その多大なメリットをスポイルしてまでプレイヤーをモニターの前に正座させて提供しうる価値が、魅力があるのか。minoriのそれは静的に過ぎて、スタイルとして端的に洗練されていない。オートプレイ前提で演出組んでるけどシステムは組んでいない、とでも言うべきか。固有の、「そういうもの」として成立しきれているかは大いに疑問である。
一言で言えば「オートモードでプレイしても楽しくないのにオートモードでプレイ推奨だと?」という。
まあこの辺の諸々はefのときから折りに触れ言い続けてきたのでよい。

言葉を尽くせば伝わる、聞く環境を整えてやれば伝わる、誤解は減らせるというのがそも幻想であって、腕組み系ラーメン屋店長としてkeep minorityしようと踏ん張った数年が彼らをしてかかる渡世術の境地に辿り着かせたのかもしれないが、無論インターネッターにとってはほんのヲチ対象に過ぎぬ。
ああ、この人達はファンの言うことを聞く気が無いんだな、とは先日数年ぶりにイベントに参加したとき真っ先に感じたことで、ネットの波にじわじわとなぶられ続けて幾星霜、いつしか心を固く冷たくしてしまったんだな、と思った。強いかは知れない。
無論、客の言うことなんぞまともに聞くものではなし、インターネットはその客の碌でも無さを極大化して抽出するのでいよいよ耳を傾けても仕方ないのだが、かといって突っ張っても反動が帰ってきて辛いだけでしょう、とは余計な世話なのだろうけど。

新海誠経由で入ってefで希望と解放を目の当たりにし、以後新作とサントラを発売に買うくらいには身を入れて注視してきたけれど、そろそろどうかな、とは思わないでもない。
夏ペルは豪華版を予約済みなので近々引き取ってくるけど、今はGardenの絵里香パッチに注力したい。